「Threadsで呟いたひとことから、写真グループ展ができるまで…」
このシリーズは、ネットで知り合った写真好きが「写真のグループ展を開催するまで」を、ブログ記事にしてアップしていこうというものです。
写真展ページ:(仮)SHIGARAKI PHOTO FASTIVAL 2025/1st(信楽フォトフェスティバル)
(((((((((原稿初出し状態です)))))))))
Contents
はじめに。
今回は、写真展を終えてからの振り返り。
最初に写真展をやろうと決めてから、計画を立てて、準備にかかり、作品制作も行い、実施当日・運営、終了までのことを備忘録として書いておこうと思います。
それでは行きましょう。
写真展を開催するために最初に考えたこと。
写真展を開催するにあたって、最初に考えたことを、項目を挙げて解説していきます。
写真展参加メンバーは3人です。
開催場所、開催時期。
まずは開催場所、どこでやるのか?
これは、この写真展をやる目的が、地元で写真をやっている人と知り合うため…というものだったので、甲賀市周辺でやる必要がありました。
なので、市内で良さそうなギャラリーを探しました。
甲賀市内で、写真の展示をやっているようなところを探したところ…
ほとんどそういった場所はなくて、たいてい図書館や公民館のスペースでやっているようだということがわかりました。
それで、信楽を探すことにしたのですが、もともと信楽は山の上ということでちょっと避けていたのです。
しかし、信楽は陶芸の町なので陶芸関連のギャラリーはたくさんあり、展示の文化や芸術に関することが根付いている場所でした。
その中で、今回のギャラリーを見つけました。
いくらギャラリーが多いと言っても、ほとんどが陶芸家の自主ギャラリーで、唯一FUJIKIはいろいろな展示を行なっているのでした。
これで、開催場所はほぼ信楽ということになりました。
しかし、信楽は場所が、遠い、冬寒くアクセスが不安…という問題もありました。
FUJIKIは、レンタル料金がかなり安くて、1日3,000円。
これのおかげで、予算組みや日程など余裕を持って考えることができました。
ついでに言うと、中庭が1,000円/1日、石油が満タン2,000円。
開催時期は、少し迷いました。
この写真展をやろう!と決めた時が8月でした。
ここから準備して写真展をやるにしても、1年先は長すぎるし、文化・行楽シーズンの秋は近すぎる…。
そんな事情で、半年先の1月〜2月になりました。
真冬でしたが、まあいいでしょ!ということでしたが…
開催直前に寒波が来て、もし雪でも降ったらアクセスが一気に不可能になるところでした…。
しかし、開催期間は心地いい冬の晴れ間が続いいてくれたのでした。
これ、たまたまです。
開催スケージュール
実際に開催したのは以下の通り。
・2025年 1月24日〜27日
・24日 12:00〜20:00(12:00から搬入・設置作業、15:00から会場予定。)
・24日 12:00〜20:00
・24日 12:00〜20:00
・24日 12:00〜20:00(17:00で閉館)
予算感
最初に、大体の予算を想像しました。
基本はざっくり、一人1万円から…って感じです。
まず、大きなものだけあげてみることにしました。
・会場費:16,000円(4日分
・フライヤー印刷費:6,000円(B5、カラー/一色
・その他:残り:8,000円(パネル、大判プリント、備品…
とこんな感じ。
これを最初に集めて、備品などを買い足して行き、立て替えて開催当日に精算することにしました。
結果は、ほぼ一人10,000円となりました。
その他
その他考えたことは、準備中にブログ記事として投稿しています。
もちろん、写真展のPRが目的です。
「グループ展ができるまで2024」をご覧ください。
【グループ展2025】#030 写真展開催当日「3日目」会場レポート(信楽フォトフェスティバル)
【グループ展2025】#029 プチ・モデル撮影会を体験と結果のポートレート画像(信楽フォトフェスティバル)
【グループ展2025】#028 写真展開催当日「2日目」会場レポート(信楽フォトフェスティバル)
【グループ展2025】#027 写真展開催当日「1日目」会場レポート(信楽フォトフェスティバル)
【グループ展2025】#026 開催当日、「地元CATV・あいコムこうか」さんに取材してもらいました。
【グループ展2025】#025 写真のグループ展を開催するのに用意したモノ制作したモノ。
【グループ展2025】#024 京都・大阪方面からの会場への車でのアクセス(新名神・大津信楽線)
【グループ展2025】#023 PR動画を作ってみました。
【グループ展2025】#022 どんな写真作品が展示されるの?[その3]
【グループ展2025】#021 どんな写真作品が展示されるの?[その2]
【グループ展2025】#020 写真展ゲストブック(コメントはこちら)
【グループ展2025】#019 ポートレート企画の撮影へ行ってきました。しゃくなげ学校(旧鎌掛小学校)
【グループ展2025】#018 真冬の信楽へのアクセスについて。
【グループ展2025】#017 写真展のビジュアルをTシャツにしてみました。【信楽フォトフェスティバル】
【グループ展2025】#016 プチ・モデル撮影会開催 滋賀・甲賀市・信楽
【グループ展2025】#015 どんな写真作品が展示されるの?[その1]
【グループ展2025】#014 写真展のフライヤー印刷アップ。ビジュアルの変更。
【グループ展2025】#013 写真展当日、プチ・モデル撮影会開催!(計画中)
【グループ展2025】#012 写真展の宣伝ツール(DM・フライヤー)を作りました。
【グループ展2025】#011 写真展のキービジュアルを決める。
【グループ展2025】#010 ギャラリー周辺のフォトウォークポイント「信楽窯元散策路」
【グループ展2025】#009 みんなでギャラリーを下見・見学に行きました。
【グループ展2025】#008 写真展の個人のサブ展示を整理してみる。
【グループ展2025】#007 写真展の告知・宣伝・PRの方法、告知先。
【グループ展2025】#006 信楽・会場周辺のアートスポット観光ガイド
【グループ展2025】#005 会場のBGMの選定。
【グループ展2025】#004 初めてのリアルミーティング。
【グループ展2025】#003 会場探しとレンタルギャラリーの条件確認に。
【グループ展2025】#002 Threadsで写真好きが出会ってグループ展に向かってスタート。
【グループ展2025】#001 滋賀の写真グループ展をThresadsで募集してみたらどうなった…
(仮)SHIGARAKI PHOTO FASTIVAL 2025/1st(信楽フォトフェスティバル)総合ページ(入場無料)
実際に準備したものの項目と値段。
・経費リスト
ギャラリー使用料:16,000円((フロア+中庭)×4日)
・ストーブ灯油代:2,000円×2日(これで4日分予想)
・フライヤー印刷料(2回目):5,081円
・パネル用ハレパネ(A3×4枚):440円
・パネル用ハレパネ(900×600×1枚):1,870円/2=935円
・大判プリント(テスト含む160円×13枚):2,080円
・ラミネート(3回分):150円
・普通紙プリント(
細かいもの
手消毒アルコール:548円
・練り消しゴム(330円、372円*4):1,818円
・フライヤー配り用封筒(A4、B5用);220円
・フライヤー依頼時 飲食代:0円(Uさん負担)
・ゲストブック・ペン(B51冊、):250+240円:490円
・ゲストブック(箱、クリップボード、クリップ):718円
・自宅プリント:0円(Uさん所有)
・その他消耗品(両面テープなど…):0円(Uさん所有)
・他…
・Tくん担当・負担
:モデル撮影一式(モデルのギャラは別予算、三人で分担)。
・Fさん担当・負担
:X、Threads 、Instagram運用。
・Uさん作業・負担:webサイト制作・更新一式、フライヤー制作、パネル制作一式、その他制作物。
・Uさん持ち物流用・購入物:PC、スピーカー、レーザー墨出し機など。
開催当日の小出し金。
開催が始まると、予定していなかったことにお金が必要になったりしました。
以下にその項目を書いておきます。
・急遽お願いした、ギャラリーオープンの担当者の交通費。
・ストーブの石油の料金。
…
3人の役割分担。
・Tくん担当・負担
:モデル撮影一式(モデル手配など)。
・Fさん担当・負担
:X、Threads 、Instagram運用。
・Uさん担当・負担:個人作業:webサイト制作一式、フライヤー印刷一式、パネル制作一式、その他買い出し、全ての小物制作。
各所のPRや許諾など実際の交渉全て。個人持ち物流用・購入物
PC、スピーカー、レーザー墨出し機など。
打ち合わせなどの相談・決定・準備期間の運用について。
discord
基本的な打ち合わせは、discordでテキストチャットで行いました。
discord・チャットは、時間が自由でテーマによってスレッドを分けてやりとりができるのでとてもやりやすかったと思います。
ミーティング
基本的なやりとりはdiscordでしたが、たまに詰めた話をしたい場合には、実際に集まってミーティングをしました。
特に、今回は、threadsで集まった3人だったので、お互いどんなひとなのか知らないままでしたので、やりとりをスタートさせて少し経った時、ちょっとギクシャクしたと思います。
そんな時、一人が「実際に会いましょう」と、提案してくれて実際に会いました。
これが、すごくよかったです。
その後も、要所要所で実際に会って準備を進めました。
基本オンラインでも、ミーティングを挟むこのやり方は正解だったと思います。
主な制作物と宣伝活動について。
オフィシャルwebサイト
写真展の告知のメインとして、専用のwebサイトで発信を行いました。
というか、このイベントのベースとなる写真サークルのwebサイト(wordpressブログ)にカテゴリーを作って、写真展の準備の状況を逐一発信して、長期で信楽で写真のグループ展がある!ということを周知していくことにしました。
このwebサイトの制作・運用に関しては、私自身が本業でweb制作をやって来たので、全て自分で行うことができました。
写真展の準備開始時点から今日まで、「写真展の作り方」について記事を投稿して来ましたが、今の時点で記事は32記事になりました。
これがどれほど、効果があったかは測りようがありませんが、来場者のお一人が「できるまで…の記事を読んでいて、どんなイベントになったのか?を確認に来た」とおっしゃる方もおられました。
このwebサイトは、かなり頑張りました。
計画がスタートした時点から、様々なネタを考えて「写真展を作ってます!」ということを、手を変え品を変え…しつこく発信しました。
webサイトの目的は、計画と実績を形にして残しておくこと。
SNSで告知してブログに誘導するのですが、見られた時に確実に内容が説明できるように、しっかりたくさん作っておきました。
さらに、実施の記録やCATVの放映・webサイト掲載も、すぐに記事にして形にして残しました。
今後、「滋賀・甲賀市で写真展・グループ展」で検索された時、このイベントが引っかかるようにするためです。
私は、実績は必ず記事にして残すようにしています。目に見える形にしておかないと、世間では認知されにくいからです。
SNSによる告知
webサイトとは別に、SNSもアカウントを作って運用をしました。
SNSは、私ではない別のメンバーに丸投げでお願いしました。
SNSの運用は、開催直前1ヶ月に集中的に行いました。
内容は、主にwebサイトで書いた記事への誘導を、手を変え品を変え…でした。
特に、SNSの担当者Fさんがうまく弾けた感じで投稿したため、その印象がうまくターゲットに響いたと思われました。
SNSは上手い人に頼むのがいいと思いました。
また、SNSは、Instagram、X・twitter、threadsの3つのアカウントを作りましたが、
運用を始めてみると、threadsの反応がよくすぐにthreadsに絞って投稿を繰り返しました。
threadsは、この写真展のメンバーが集まったプラットホームでもありますが、「滋賀県、写真」という界隈に届きやすい状況になっていたこともうまくいった要因だと思いました。
フライヤー
最大の告知ツールとしてチラシ・フライヤーを作りました。
サイズはB5(カラー/シアン)、印刷枚数は500枚です。
枚数は迷いまして、普通1,000枚だと思いましたが、よく余るので今回はギリギリの設定をしてみました。
結果は、あちこちに配っても少し余る程度で、当日会場に置いておくのにちょうどいいくらいでした。
フライヤーの制作も、私がグラフィック制作をやっているので全て担当しましました。
webサイトもフライヤーも、私が無料で行う代わりにデザインや内容は独断で決めさせてもらい、変更などはないようにしてもらいました。
私も、制作中時々、制作状況や内容を共有して時には判断を投げたりして、バランスをとるようにしました。
ただ、それも形だけで、ほぼ私の独断で作業させてもらいました。
効率やモチベーションを考えると、この方法がベストだと思います。
フライヤー配り。
写真展の開催のために告知するために、地道にフライヤーの設置をお願いする…のが一般的です。
今回も、信楽に近い甲賀市を中心に写真展の雰囲気に合ったお店や施設に、フライヤーの設置をお願いしました。
また、甲賀市・滋賀県のwebサイトでイベントの告知ができるとところも探して、告知をお願いすることにしました。
その時に、想定したのは以下のような場所。
・フライヤー・DM等の印刷物を設置依頼(会館、カフェ、ギャラリー、図書館、お店…
・フライヤー・DM等の印刷物を郵送、手渡し
・ネット上での発信(SNS、blog、Youtube…
・ネット上のサービスに登録(掲示板…
・ラジオ、CATV…
と、こんな感じでしょうか。
実際にフライヤーの設置をお願いに行ったところは、ブログの記事にしています。
以下の記事をご覧ください。
・【グループ展2025】#007 写真展の告知・宣伝・PRの方法、告知先。
写真展当日の運用。
予想外で、当日起きたことをあげておきます。
・会場の開け閉めを、ギャラリーの人にやってもらうつもりだったが、自分たちでやる必要があると当日わかった。
・搬入で私が疲れてしまって、会場のオープンができなくなった。
・急遽、別のメンバーに会場オープンをやってもらうことにしたが、車が無く電車・タクシーを乗り継いでいくことに。
・満タンでもつ予定だった、ストーブの灯油が2日で空になった。追加料金。
お金
・灯油の追加金。
・オープンをお願いしたメンバーの交通費が必要になり、分担した。
各メンバーの担当。
各メンバーそれぞれ、在廊したときには臨機応変に対応した。
・来場者への声かけとお話。
・モデル撮影体験の受付・対応。
・会場内の不備のチェックと対応。
・会場のごみの処理。
…
写真展実施後の考察
写真展を開催してわかったことなどを書いておきます。
イベントをやるにあたっての下地やコネクション。
今回、写真展をやるにあたって、どんな下地があったか?についても書いておきます。
下地とは、グループ、コネ、知り合い、市や市の関連部署との繋がり…などで、これらからどれくらいのサーポート・応援があったか?です。
一言で言うと、下地は全くなかったと言えます。
もちろん、応援してくれた知り合いやお店はあったのですが、私はもともと知り合いが少ないので、それも3件ほどで、お店にチラシを置いてもらったり、別のお店を紹介してもらってチラシを置いてもらった程度です。
あとは、SNS(の知り合い)にくどいくらい告知していました。
なので、全てのことはゼロから調べて(google検索して)、開催ギャラリーを探すところから始めました。
イベント情報が載せられる媒体などを想定・検索しました。
そこからです。
それで、CATV、ポータルサイト、甲賀市のイベント集約サイト、西友のフロア、ツタヤ、滋賀のおしゃれなカフェ、ヘアサロン、図書館、県立美術館、マルーム、あいこうかホール、陶芸の森、あちこちの観光協会、市役所の広報課、新聞社…
など、思いついたところは片っ端から、メール・電話・直接行って交渉しました。
西友などは、話をしてなんといわれるかわからないので、ダメ元でもかなりビビりながら頼みに行きました。
行った先では、冷たく断られることもありましたが、多くは快く要望に答えてもらいました。
特に、ここに置いてもらいたい….というおしゃれな写真好きが来そうなお店などは、ドキドキで、まず客として行ってゆっくりお茶をした後に、アートの話などをして、隙があれば写真展の話をする…それでチラシをということになればお願いする…という回りくどいこともやっていました。
行ったけど、話を切り出せず帰ったこともありました。
また、長年住んでいる甲賀市ですが、私は特に甲賀市役所・関連施設の誰かと知り合いということもないので、そういった関連でサポートがあったとか、優遇してもらったということは一切ありませんでした。
一切です。
特に市の関連は、この写真展が単に個人の集まりなので全く取り扱えない…と言うことでした。
そんなことで、今回のイベントはほぼ自分たちだけでゼロからやってみた…ということになります。
だから、制作物や宣伝をできる限りやりました。
とくに、ほぼ全て飛び込み営業するような「チラ設置依頼」は、初対面でお願いする…という内容で本当に疲れました。。。
スタートから半年間、生活全振りでイベントと作品制作のことをやりました。
よかったこと、よくなかったこと。
・今回の開催では、SNS(threads)の告知、フライヤーの告知が効果があったと実感した。
・webサイトの記事更新も効果があったと思われる。
・開催日程が4日ありましたが、土日の2日で良さそう。
・初日の日程が、搬入からの出来次第会場…でしたが、バタバタしてよくなかった。少人数でやるときは前日搬入がオススメ。
予想通り、外れ。
・来場者に長く滞在してもらおうとしたことがうまく行ったよう。
それは…広いテーブル、あちこちにイスを設置、写真・アート・可愛い小物・キーボード…など、写真・アートに近いコンテンツをたくさん用意した。
・計画していたBGMは流せなかったが、用意したBluetoothスピーカーはメンバーがスマホで好きな曲をかけていた。
・滞在時間がながくなったことで、来場者同士でSNSで繋がったりということができたよう。
・大きな目的だった、サークルへの誘導がうまく行った。今回10人ほどの参加者があった。
・来場者は、総数50名くらいでうまく行ったと考えられ、さらに来場者の多くと交流することができた。
・写真好きだけでなく、アート・絵画・イラスト系をやっている来場者も来られ、これも可能なら…と考えていたことがうまく行った。
・天気が、奇跡的に真冬の好天が続き、来場者数に良い影響があったと思われる。
大義名分
・私の意識の点で、個展ではなくグループ展であったことで、フライヤー設置のお願いなどのPR活動を照れることなくできた。信楽というかなりアクセスの悪い場所で開催することを私が主張したため、来客が全然なかったら申し訳ない…という思いが起こり、PR活動を精力的に行うことができた。もしこれが個展だったらこんなに宣伝はできなかったと思う。
3人でやること
こういったイベントの運営・準備をやるにあたって、今回3人で行ったのはうまくいったほうだと思われる。
今回は、私のやりたいことに、あとの2人がほぼ100%OKしてくれたことが大きい。
もし、10人程度で今回のことをやるとしても、3人が中心にことを決めて進めていく…というのはちょうどいい座組みなのでは?と思った。
3人で相談して1人が決めていく。それを3人で、10人に伝えていく…そんな力学が良さそうということ。
写真展実施後の考察(私個人の作品制作について)
今回、作品展示を行って個人的によかったことなどを書いておきます。
作品作り
2年前くらいから、作品制作について考え始めたのですが、調査・勉強は少しずつ進んでいたものの実際に作品制作には繋がっていなかった。
しかし、グループ展とはいえ写真関連の知り合いに見られる作品展示であるということが、日を追うごとに強くなっていき、本気で作品制作に打ち込むことができた。
そして、10本ほどの作品シーリーズを立案して制作、そのうちのいくつかが展示可能なシリーズとして残った。
これは、まさに追い詰められてできたこと。
写真展が終わってみて、今も作品が出来上がる状況がある。これは写真展以前にはなかったこと。
明らかに、今回の写真展の制作をすることで、自分の作品制作が大きくすすんだと思われる。
作品販売
作品がいくつかでもできるようになったことで、一気に作品の販売が可能になった。
写真作品の販売サービスを使って作品を登録するだけで、写真作品による収益が見込めるようになってきた。
今後は、これまで収益ブログの制作・運営で培ったことを使って、自身の作家・作品の宣伝をして、作品の販売に力を入れていくことができる。
写真作品による新たな収益のラインが増えたことになる。
客ウケ
今回の作品制作については、本当にいろいろ考えた。
それまで調査・勉強してきた現代写真・現代アートの方面の作品制作による作品を作りたかった。
しかし、これは難しい上に一般の来場者にはウケが悪い。
そこで、作品を一般向けに作るか?、現代アートわかる層向けに作るか?を最後まで迷っていた。
最後には、きてくれる一般の知り合いに満足してもらえる作品を制作(セレクト)することに決めた。
その中で、どの作品もどこかにフックがあるようなものを選んで、マニアにも鑑賞のしがいがあるものにしようと考えたのでした。
それで出来上がったのが、今回のICMのシリーズ。
これができる見通しがついたことで、今後もこれを継続してこうと思えるものができたのでした。
これは今回の大きな収穫。
地元へのアプローチ
自分の作家活動を進めることと、もう一つの目的であったのが、地元で作家として周知されることでした。
これは直接的には叶わなかったかもしれないが、地元のCATVに2回の取材をしてもらったり、文化関連の界隈に少しでも知ってもらうことができました。
何より、写真展が賑やかに開催できたことで、地元での文化界隈に少し参加できたということが大きい。
今後も、この流れを絶やさないよう努力していきたいと思います。
最後に。
最後に、このイベントに関わっていただいたすべての人に感謝をいたします。
こんな素晴らしいイベントにしてくれて、本当にありがとうございました!
では、またいつか。
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